2019年3月の 四季のパンレッスン のテーマは「フランス」でした。
大人になってから南フランス・モンペリエでホームステイをしました。その時出会った味を思い出しながらレシピを作成しました。
1. そら豆のパンパイヤス
モンペリエのパン屋さんでバゲットをお願いすると、クープ入りのバゲットではなく、ツイストした細長いパンを渡されました。一見、棚にズラッとバゲットが並んでいるように見えるのですが、よく見るとツイストした細長いパンです。
この辺りでは、「パン・パイヤス(かご)」と言って大きなかごの中で生地を発酵した後、切り分けてツイストして焼くパンが多く売られています。
ツイストすることにより、クープを入れなくても破裂せずにきれいに焼きあがります。
生地に水を多く入れて、外はバリッと中はもっちりとした食感にします。
今回は季節のそら豆とチーズを合せました。
生地に水を多く入れて多加水のパンを作りたいときのポイント!
よく失敗するのが、ミキシングのはじめから多くの水を入れてしまうこと。生地がトロトロになって、グルテンがつながりにくくなります。
ミキシングのはじめは通常の生地の硬さ程度の吸水にとどめ、グルテンがつながってから少しずつ水を足していくと失敗せずに多加水の生地がつくれます!
2. ブリオッシュ・ア・テット
フランスの伝統的な菓子パン、ブリオッシュ・ア・テット。
バターと卵をたっぷりと使うことにより、香りがよく贅沢な味わいになります。
ブリオッシュはバターがたくさん入りますので、発酵後の生地は柔らかくなってしまいます。
きれいなテット(頭)を作るためには、成型前に生地を冷蔵庫で冷やし固めてから手早く成型するときれいな形に仕上がります。
3. クレームカラメル
フランスのホームステイ先のマダムに教えてもらったレシピで作りました。
フランスの家庭では夕食の準備と同時に仕上げてしまうような簡単定番デザートです。
「学ぶ」「食べる」を楽しむ
四季のパンレッスンを不定期で開催しています!(大阪教室)
季節のイベントにちなんだパン、旬の食材を使ったパン2種と一品料理またはデザートを作るレッスン。
レッスンの後はみんなで試食。初心者から経験者までお楽しみいただける人気のレッスンです♪
開催日時や内容をレッスン・スケジュールをご確認の上、お申し込みください。