メロンパン作りって失敗ポイントがたくさんありますよね(泣)。。。
今回は、主な失敗の原因3つと、そうならないためのコツを解説します。
1. メロン皮が溶けて流れてしまった
成型までうまくできていたのに、ホイロ(2次発酵)でメロン皮が流れてしまった、、、という経験はありませんか?
改善策
メロン皮にはバターが多く配合されているため、発酵室の温度が高いとバターが溶けて流れてしまうのです。そうならないために、ホイロ(2次発酵)発酵室の温度は35℃以下に設定しましょう。
家庭用の発酵室の場合は、扉を少し開けて湿度を下げると、グラニュー糖も溶けずに、きれいに焼くことができますよ!
2. メロン皮がベレー帽のようになってしまった
メロン皮が硬い場合、皮が生地と一緒に伸びず、ベレー帽のように上に乗っかってしまうことがあります。
改善策
そうならないためには、メロン皮を少し柔らかめに作るのがポイント!
そうすれば、メロン皮と生地が馴染んで伸びてくれ、きれいな仕上がりになります。
3. メロン皮の重さに耐えきれず、パンがペチャンコになってしまった
メロン皮が重さで、パンがペチャンコになってボリュームが出ないことがあります。
改善策
そんな場合は、いつもの菓子パン生地よりもタンパク質量の多い小麦粉を選んでみてください。
メロン皮の重さに耐えながら、上にグッと伸びてくれます。
そして、ミキシングはしっかりと捏ねてみてください!
今回紹介したコツを取り入れるだけで、メロンパン作りの失敗はグッと減るはずです。ぜひご活用ください♪
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