
2023年1月、2月の 四季のパンレッスン のテーマは「ポルトガル」でした。
“カステラ” や “金平糖” のふるさとポルトガル。「他にどんなお菓子やパンがあるのだろう?」とずっと訪れてみたかったのですが、その夢がようやく叶い、2020年1月、ポルトガルの首都リスボンへ行ってきました。
そこで出会ったひまわりのパン、エッグタルト、タコのリゾットをご紹介します!
1. ポルトガルのひまわりのパン

「ポルトガルの代表的なパンを下さい!」
と、リスボンで人気のパン屋さんにお願いしたところ、ひまわりの種がびっしり詰まったパンを渡されました。
なぜひまわり???
と思ったのですが、確かにポルトガルやお隣のスペインは一面黄色に広がるひまわり畑が有名ですものね!
ひまわりの種ってプチプチとした食感で甘みもあって大好きです。
ハムスターが美味しそうに頬張る理由がわかります(笑)
ライ麦入りのパンに、ひまわりとかぼちゃの種を練りこんで、ポルトガルの味を再現してみました。
このパンは焼成にコツがいります。
クープが開き始めたタイミングで、たっぷりの蒸気を入れて焼成すると、キレイに焼きあがります!
2. エッグタルト(パステル・デ・ナタ)

リスボンのカフェにはたくさんのお菓子が陳列棚に並び、朝から地元の常連客で大賑わいでした。
その中でも特にパステル・デ・ナタ(エッグタルト)は絶品で、高温で焼いたパリッパリで香ばしいパイ生地の上になめらかなカスタードがたまらなく美味しかったです。
数店舗食べ歩きをすると、店によって甘さや香り、食感が違い、それぞれにお店のこだわりを感じました。
私はほんのりレモンの香りがするクリームが気に入りました。
3. チョコのエッグタルト

ポルトガルでチョコ味のエッグタルトには出会いませんでしたが、、、
チョコ味も作ってみました!
皮は焦げているわけではなく、ブラックココアを使っています。
砂糖やシナモンをトッピングしてコーヒーと一緒に食べるのが最高です。
4. タコのリゾット

ヨーロッパ最西端の国、ポルトガルは、大西洋からの新鮮な海の幸が豊富に手に入るため、魚介料理のメニューが豊富です。素材の味を大切にした素朴な料理が多く、どこか日本の家庭料理を思わせる、馴染みのある味わいでした。
驚いたことに、ポルトガルではお米もよく食べられます。魚介の旨味がしみ込んだリゾットや、炊き込みご飯は日本人の口にもよく合います。
特に美味しかったのがタコのリゾット。トマトベースのスープにタコのダシが加わって、お米にうま味がしみ込んでいました。
ポルトガルのリゾットはスープが多めのさらっとしたタイプ。米の粘りを出さずに仕上げるのがポイントです。
こんなにおいしいのに、30分もあればできてしまう手軽さ。おすすめです!
「学ぶ」「食べる」を楽しむ
四季のパンレッスンを不定期で開催しています!(大阪教室)

季節のイベントにちなんだパン、旬の食材を使ったパン2種と一品料理またはデザートを作るレッスン。
レッスンの後はみんなで試食。初心者から経験者までお楽しみいただける人気のレッスンです♪
開催日時や内容をレッスン・スケジュールをご確認の上、お申し込みください。