2020年7月の 四季のパンレッスン のテーマは「ポルトガルの甘いパン、お菓子」でした。
“カステラ” や “金平糖” のふるさとポルトガル。「他にどんなお菓子やパンがあるのだろう?」とずっと訪れてみたかったのですが、その夢がようやく叶い、2020年1月、ポルトガルの首都リスボンへ行ってきました。
そこで出会った菓子パンパン・デ・デウス、ポルトガルのエッグタルトパステル・デ・ナタ、見た目がまるでサラミのようなチョコレート菓子サラミ・デ・ショコラーテをご紹介します!ちょっと変わったポルトガルのレモンティもおすすめです。
1. パン・デ・デウス
パン・デ・デウスは、直訳すると「神様のパン」
リスボンを歩いていると、どこのカフェやベーカリーでも買うことができるほど代表的な菓子パンです。
ヨーロッパでは珍しい、生地が甘い菓子パンで、どこか日本のメロンパンのような、懐かしい味わいです。
パン・デ・デウスはココナッツをトッピングしたパンですが、ココナッツ自体は、ポルトガルでは生産されておらず、16世紀にポルトガル人によって植民地であったブラジルに伝えられ、ポルトガルに運ばれるようになりました。
砂糖も同じくブラジルから運ばれており、甘いお菓子やパンが多いのもうなずけます。
2. エッグタルト(パステル・デ・ナタ)
パステル・デ・ナタは、ポルトガルの伝統的なお菓子で、菓子店やカフェで気軽に食べることができます。
パステルはペストリー、ナタはクリームという意味で、皮はパリパリ、クリームはトロリとした食感が特徴です。
高温で焼くため、表面は黒く焦げ色がつきますが、それが香ばしくおいしさの秘訣となってます。
熱いうちにシナモンをかけて食べるのがおすすめです!
3. サラミ・デ・ショコラーテ
まるで見た目がサラミのようなチョコレート。
細かく砕いたビスケットをチョコレートと合わせて棒状に成型し、冷蔵庫で冷やせば出来上がり。
簡単にできますので、ポルトガルの家庭でもよく作られるそうです。
4. ポルトガルのレモンティ
カフェでレモンティを注文すると、なんとレモンの皮に熱湯を注いだものが運ばれてきます。
茶葉は入っていないのです。。。
始めは驚いたのですが、レモン色でとてもきれいですし、レモンのいい香りがして、とっても美味しいのです。
私は日本に帰ってからも、このレモンティを楽しんでいます!
レモンの皮を薄くそいで、2~3枚をティーカップに入れてお湯を注ぐだけでできますので、是非試してみてくださいね!お砂糖を入れて甘くするとおいしいですよ!
「学ぶ」「食べる」を楽しむ
四季のパンレッスンを不定期で開催しています!(大阪教室)
季節のイベントにちなんだパン、旬の食材を使ったパン2種と一品料理またはデザートを作るレッスン。
レッスンの後はみんなで試食。初心者から経験者までお楽しみいただける人気のレッスンです♪
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